
蓮が終焉を迎えた頃に
秋の知らせを告げる萩が咲き始めていました。
バックに見えるのは
やっと姿を現わした金堂の屋根瓦です。
井上靖氏の小説「天平の甍」の呼び名で親しまれている金堂。
大修理は平安・鎌倉・江戸・明治時代と過去4回行われ、
そして、2000年から着手された平成の大修理。
来年秋の金堂平成大修理落慶法会に向けてその姿を現わしました。
平成の甍も棟の両端に収まっています。

金堂の西側にある戒壇門前には
百日紅の花が見事に咲いていました。

戒壇は僧となるための授戒が行われる場所です。

境内の北東へ歩いていけば、
木立で陽射しが遮られた涼しい小径に
土塀が現れます。
時代を遡った錯覚に陥りなんとも心が安まります。

門を入れば杉木立に囲まれた世界。

ここは、開山御廟。
鑑真和上の墓所。

そして本尊弥勒如来坐像などが安置された講堂。
ここが天平時代、平城宮の面影をとどめる唯一の建築物。

唐招提寺は金堂だけが表に出ますが
それだけではないのですね。
素敵な空間のある西の京でした。
古都 三都物語/花と寺 奈良・京都・鎌倉
テーマ:花の大和路 - ジャンル:地域情報
- 2008/08/17(日) 17:38:25|
- 奈良
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